1.地域福祉
■ 現況と課題
◇ 近年、都市化の進展や価値観の多様化に伴い、家庭・家族のつながりや地域コミュニティの 希薄化が問題となっています。これらを背景に不安やストレスを抱える人が増え、社会生 活 に適応できないまま、自殺、ホームレス、家庭内暴力・虐待などが年々増加しています。 ま た、急速に進展する少子高齢化によって、従来型の社会保障のあり方が問い直されている と ころです。加えて中央集権から地方分権への移行が進み効率的な行財政運営が求められる中、 社会福祉全体が大きな構造改革を迫られています。
◇ こうした状況を受けて、平成 12 年に「社会福祉法」が改正され、地方自治体が地域福祉を推 進していくための「市町村地域福祉計画」の策定が求められているところです。
◇ 本市においても、「自助・互助・共助」の自治の基本精神に基づき、地域における支え合いを 積極的に推進していくために、総合的な福祉施策の指針である「地域福祉計画」を策定し 、 総合的な取り組みを推進していくことが求められています。
◇ 近年では、ボランティア・NPO
*
活動が活発化し、従来からの地域コミュニティ活動に加え て、新たなコミュニティ形成の動きも顕著となっています。地域に根ざした地域福祉を推 進 していくためには、地域住民の参加が不可欠であることから、市民があらゆる分野の活動 に 参加する機会が得られるよう、支援していく必要があります。
◇ また、ユニバーサルデザイン
*
の考え方により、公共公益施設などのバリアフリー
*
化を促進 するとともに、「茨城県ひとにやさしいまちづくり条例
*
」などに基づき、高齢者や障がい者 などに配慮したまちづくりを進めていくことが必要です。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・地域福祉推進体制の充実に向けては、保健・医療・福祉の関係者の連携のもと、社会福祉協議会を中心的な
担い手として実施してきました。今後も引き続き、「地域福祉計画」の策定や地域ケアシステム
*
の推進を図
っていく必要があります。
・地域福祉活動については江戸崎福祉センター内にボランティアセンターの設置や稲敷市ボランティア連絡協
議会を設立するなど、市民・企業・行政が一体となったきめ細やかな地域福祉活動を推進してきました。ま
た、福祉の枠を超えた全市的なボランティアネットワークの構築に向けた取り組みを進めてきました。今後
も市民・企業・行政の連携のもと地域福祉活動の充実を図っていく必要があります。
・福祉のまちづくりについては、リバーサイド公園や、市道のバリアフリー
*
化を推進しました。また、心の
バリ ア フ リー
*
に つい て は 広報 等 に より 周知 ・ 啓 発を 図っ て き たと ころ で す 。今 後も バ リ アフ リー
*
・ ユ ニ
バーサルデザイン
*
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
市民・企業・行政が相互に協力し、すべての市民が地域社会を構成する一員として健やかに安心して暮
らすことができるよう、地域福祉の充実を目指します。
そのため、「地域福祉計画」の策定や地域ケアシステム
*
の推進により、地域福祉推進体制の整備を図る
とともに 、ボ ランティ ア・ NPO
*
活 動 などの地 域活 動の支援 、活 動拠点の 有効 活用を図 りま す。また 、
だれもが暮らしやすいユニバーサルデザイン*のまちづくり、心のバリアフリー*化を進めます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
「 地 域福 祉計 画」の 策定
地 域 で 総 合 的 な 生 活 支 援 サ ー ビ ス を 供 給 で き る 体 制 の 整
備 を 目指 して 計画 策 定を 行い、こ れ に基 づい た取 り 組み の
推 進 を目 標と する 。
― 策定
福 祉 サ ー ビ ス に 対 す る
市 民 の満 足度
福 祉 サー ビス の向 上 を図 るた め、福祉 サー ビスに 対 する 市
民 の 満足 度の 向上 を 目標 とす る。
58. 3% 65. 0%
地 域 福祉 活動 の拠 点 数 地 域 福 祉 活 動 を 展 開 す る 拠 点 数 の 増 加 を 目 標 と す る 。( ふ
れ あ いセ ンタ ー、 福 祉セ ンタ ー、 ハ ート ピア いな し き)
3 ヵ所 4 ヵ所
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.地域福祉推進体制の充実
【4 0 1 0 1 】
● ―国・県の動向を見極めながら地域の実状に照らし合わせ、稲敷市社会福祉協議会が策 定する「地域福祉活動計画」と連携・協働を図りながら、本市の特色を活かした「稲 敷市地域福祉計画」を一体的に策定し、計画に基づいた取り組みを推進します。
● ―地域福祉推進体制の充実を図るため、保健・医療・福祉の関係機関と行政・事業者の 連 携 強 化 に よ り 、 稲 敷 市 社 会 福 祉 協 議 会 を 中 心 と し た 地 域 ケ ア シ ス テ ム
*
を 推 進 し ま す。
2.地域福祉活動の推進
【4 0 1 0 2 】
● ― 稲 敷 市 社 会 福 祉 協 議 会 と 連 携 し 、 ボ ラ ン テ ィ ア ・ N P O
*
団 体 や 企 業 な ど の 多 様 な 主 体の参画を得て、市民・企業・行政が一体となったきめ細やかな地域福祉活動を推進 します。
● ―民生委員児童委員等の地域福祉活動の支援をするとともに、各種養成講座等を実施し、 地域の人材・組織の育成強化や人材の確保に努めます。また、市民の様々な事情に応 じて、適切な福祉サービスの提供を行います。
3.福祉のまちづくりの推進
【4 0 1 0 3 】
● ―様々な公共空間において、利用する人に限らずだれもが使いやすい施設整備を図るこ とにより、バリアフリー
*
・ユニバーサルデザイン
*
のまちづくりを目指します。また、 ユニバーサルデザイン
*
の考え方について周知・PRを進めていきます。
● ― 広 報 紙 や リ ー フ レ ッ ト 等 を 活 用 し 、 心 の バ リ ア フ リ ー
*
化 を 図 り 、 人 に や さ し い 福 祉 のまちづくりを推進します。
● ―災害時に支援を必要とする要援護者(高齢者・障がい者等)については、情報伝達体 制や避難支援体制の確立、受け入れる施設となる福祉避難所の確保に努めます。
2.介護保険制度
■ 現況と課題
◇ 本市の高齢者人口は年々増加傾向を示しており、平成 23 年には 12, 274 人、高齢化率は 26. 7% (平成 23 年 10 月現在 茨城県常住人口調査)となっており、介護保険が果たす役割につい て、重要性が増しています。本市の要介護認定者は平成 23 年度で 1, 640 人、認定率は 13. 7% となっており、高齢者の増加に伴い、年々増加しているのが現状です。茨城県は全国的に 見 ても認定率の低い地域の一つとなっており、本市の認定率は県平均と同程度となっています。
◇ このような中、本市においては、介護予防関連施策や高齢者の健康や生きがいづくりを含め、 高齢者施策全般を方向づけた本市の高齢者福祉・介護保険事業の指針となる「稲敷市高齢 者 福祉計画・第5期介護保険事業計画(対象期間:平成 24 年度∼平成 26 年度)」を策定しまし た。
◇ また、「介護保険法」の改正に伴い、地域支援事業及び地域密着型サービスが創設されたこと から、市内に地域包括支援センターを設置し、地域支援事業の拠点として高齢者を包括的 に 支援するとともに、極力介護を受けずに暮らすことができるよう介護予防を推進している と ころです。
◇ 今 後 は 、 利 用 量 を 見 極 め た 適 切 な 施 設 整 備 に 努 め る と と も に 、 高 齢 者 が 自 立 し た 生 活 が 送 れ る よ う 介 護 予 防 に 力 を 入 れ て い く 必 要 が あ り ま す 。 ま た 、 医 療 、 介 護 、 予 防 、 住 ま い 、 生 活 支 援 サ ー ビ ス が 連 携 し た 要 介 護 者 等 へ の 包 括 的 な 支 援 ( 地 域 包 括 ケ ア ) を推進していく必要があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・介護サービスについては、「介護保険事業計画」に基づきサービスの整備を図ってきました。介護サービス
の運用にあたっては公正かつ適正な介護認定が実施されるよう、介護認定審査会にて適正かつ迅速な要介護
認定を実施しています。また、広報及び各種団体や教室、各地区の勉強会等へ参加し介護保険制度のPRを
推進してきました。今後も介護保険の適正な運用と、新たな制度改正等に対応したサービスの充実を図って
いく必要があります。
・地域密着型サービスについては、介護保険の適正な運営を確保するために、「地域密着型サービス運営委員
会」を設置し重要事項について意見を述べるほか、質の確保・運営評価等の必要事項を協議してきました 。
・地域支援事業については、地域包括支援センターにおいて訪問調査を行い、高齢者の状況把握と介護予防教
室等への参加を促し、介護予防システムを確立するとともに、各種担当会議の開催、各事業所との情報の共
有・連携を図り、多様な支援体制の構築を図りました。さらに、介護予防事業では二次予防対象者等の調査
把握に努め、予防教室等への勧奨や訪問による介護予防プランを作成し参加を促進してきました。また、介
護予防研修会の回覧・広報・各種教室の参加者等に呼びかけするとともに、医師会や老人クラブとの連携を
図ってきました。今後も、介護予防事業を積極的に普及するとともに、より地域や対象者の実状に即した適
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
市民が住み慣れた地域で安心して暮らせるまちを目指し、介護保険制度の充実に努めます。
介護保険サービスにおいては、介護保険事業の円滑な運用に努めるとともに、必要に応じたサービスの
基盤整備を図ります。また、介護予防については、新たな介護保険制度の趣旨を踏まえ、軽度の要介護者
に対する介護予防サービスの充実を図ります。
高齢者が地域で自立した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目な
く提供される「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取り組みを進めます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
新サービス基盤の増設数
介 護 保険 のサ ービ ス 基盤 の充 実を 図 るた め、現在 の サー ビ
ス 数 を基 準と し、 新 たな サー ビス の 参入 を目 標と す る。
− 2 事業
介 護 予 防 の た め の チ ェ
ッ ク リス ト回 収率
介 護 予防 のた めの チ ェッ クリ スト 回 収率( 回収者 数 )の 向
上 を 目標 とす る。
50%
( 6, 000 人 )
55%
( 6, 600 人 )
介 護 予 防 教 室 へ の 延 べ
参 加 者数
介 護 予 防 の 更 な る 充 実 を 図 る た め の 新 た な 介 護 予 防 教 室
を 開 設し 、参 加者 数 の増 加を 目標 と する 。
2, 700 人 3, 000 人
介 護 予 防 研 修 会 な ど の
参 加 者数 介 護 予防 研修 会の 参 加者 数を 目標 と する 。 350 人 400 人
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.介護保険サービスの充実
【4 0 2 0 1 】
● ―高齢者が住み慣れた身近な地域でサービスが受けられるよう、「介護保険事業計画」に 基づき各種サービスを適切に提供していきます。
● ―公平かつ適正な介護認定が実施されるよう、医療、保健、福祉分野から選ばれた審査 委員による介護認定審査会による認定を実施するとともに、介護保険制度の内容やサ ービスについて周知・PRを推進します。
● ―地域に密着した質の高いサービスが提供できるよう、事業の見込み・実績や地域性を 勘案し、サービス事業所の参入の促進と指定・指導を行います。
● ―24 時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び複合型サービスの提供に取り組みます。
2.地域支援事業の推進
【4 0 2 0 2 】
● ―要支援・要介護になる前からの一貫性・連続性のある介護予防システムを確立するた め、地域包括支援センターが担う介護予防マネジメントの円滑な実施に努めます。
● ―地域における様々な課題を把握し、適切な介護マネジメントや相談・支援ができるよ う、関係機関などとの連携や各事業所との情報の共有を図り、地域のネットワークづ くりを推進します。
● ―介護予防の推進により高齢者が極力介護を受けずに暮らすことができるよう、介護予 防研修会などを開催するとともに、生活機能の改善が必要な方を対象とした通所型介 護予防事業への参加を促進するなど、状態の改善や悪化の防止に努めます。
● ―一般市民を対象とした介護予防研修会などの開催にあたっては、医師会や老人クラブ との連携なども検討します。
3.高齢者福祉
■ 現況と課題
◇ 本市の高齢化率は平成 23 年 10 月現在で 26. 7% と高い割合を示しており、高齢者の増加に伴い、 介 護 認 定 を 受 け て い な い 高 齢 者 で あ っ て も 様 々 な 生 活 支 援 が 必 要 と な っ て き て い ま す 。 一 方 で は 、 団 塊 の 世 代 が 定 年 期 を 迎 え 、 職 場 を 中 心 と し た 社 会 生 活 か ら 、 地 域 を 中 心 と し た 社 会 生 活 への移行が始まっています。
◇ こ のよ うな 中 、本 市に お いて は、 介 護予 防関 連 施 策 や 高齢者 の 健 康や生 き が いづく り を 含め 、 高 齢 者 施 策 全 般 を 方 向 づ け た 本 市 の 高 齢 者 福 祉 ・ 介 護保険 事 業 の指針 と な る「稲 敷 市 高齢 者 福祉計画・第5期介護保険事業計画(対象期間: 平成 24 年 度∼平成 26 年度 )」を策 定し ま し た 。
◇ 今 後は 、こ の 計画 に基 づ き、 高齢 者 の総 合的 な 福 祉 施 策を推 進 し 、高齢 者 が 健康で 生 き がい を 持 っ て 生涯を 過 ご すこと の で きるま ち づ くり を 進 め て いく必 要 が ありま す 。 また、 高 齢 者の 就 業 に つ いても 、 シ ルバー 人 材 センタ ー と の連 携 を 図 り 、喜び や 生 きがい が 得 られる よ う 参加 を 促 進 し 、より 充 実 した事 業 の 展開を 図 っ てい く 必要があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・生活支援サービスの充実については緊急通報システムの設置、安否確認コール、配食サービスの実施や、認
知症高齢者対策を推進してきました。地域包括支援センターにおいて、相談体制の充実を図るとともに必要
な情報やサービス、ケアチームによる総合的な在宅福祉サービスの提供に努めてきました。今後も福祉・介
護・保健の3分野の連携、ひとり暮らしの高齢者対策、認知症高齢者対策、成年後見等にかかる体制の整備
の充実を図っていく必要があります。
・高齢者の健康づくり、体力づくりとして、各種教室各種イベントを実施するとともに、高齢者の自主サーク
ルの教室、自主的なクラブ活動の支援を図ってきました。また、世代間交流のための地域交流スペース事業、
高齢者の就労支援として、シルバー人材センターの支援を図ってきました。今後も引き続き、高齢者の社会
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
高齢者が健康で生きがいをもち、地域社会とのかかわりを積極的にもてる環境づくりを進めます。その
ため、ひとり暮らしの高齢者に対する支援の充実に努めるとともに、寝たきりや認知症にならないよう生
活支援に努めます。
また、シルバー人材センターや老人クラブの充実・強化により、高齢者の就労支援や生きがいづくり・
健康づくりを支援します。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
シ ル バ ー リ ハ ビ リ 体 操
参 加 者数
高 齢 者の 介護 予防 を 目的 とし、シ ル バー リハ ビリ 体 操の 参
加 者 数の 増加 を目 標 とす る。 7, 000 人 7, 500 人
ま ち か ど 健 康 広 場 の 参
加 者 数
ま ち かど 健康 広場 の 拡大 と参 加者 数 の増 加を 目標 と する。 4, 400 人 5, 000 人
高齢者の生きがいづくり
に対する市民の満足度
高 齢 期を 生き 生き と 過ご すた め、 高 齢者 の生 きが い づく
り に 対す る市 民の 満 足度 の向 上を 目 標と する 。
52. 6% 60. 0%
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.生活支援サービスの充実
【4 0 3 0 1 】
● ―地域包括支援センターにおいて福祉・介護・保健3分野の専門職を配置し、介護、健 康、権利など様々な相談内容に対応できる体制の強化を図り、高齢者の日常生活上の 相談に応じた、適切な助言・援助を行うとともに、必要な情報やサービス、関係機関 の紹介に努めます。
● ―高齢者が家庭や地域で安心して暮らせるよう、情報ネットワークの構築、地域ケア会 議 、 住 民 や ボ ラ ン テ ィ ア ・ N P O
*
団 体 と の 連 携 ・ 強 化 の 確 立 に 努 め る と と も に 、 高 齢者一人一人の状況に合わせてケアチームを編成し、地域の方々とともに総合的な在 宅福祉サービスを提供します。
● ―一人暮らしの高齢者については生活の安全確保を図るため、緊急通報システムや配食 サービス、ボランティアによる安否確認など、生活支援の充実に努めます。
● ―認知症高齢者対策としては位置情報端末の貸与など徘徊高齢者家族支援サービスによ り、高齢者の保護を積極的に支援します。
● ―高齢者の介護にあたる家族の負担軽減に努めます。
2.高齢者の生きがいと健康づくり
【4 0 3 0 2 】
● ―老人クラブの活動を通じて地域における仲間づくりを積極的に促進しながら、健康で 生き生きと過ごせる環境づくりの充実を図るとともに、高齢者を敬愛する意識の醸成 を図ります。
● ―高齢者の社会参加を促進するために、ボランティア活動への積極的な参加を促進しま す。
● ―高齢者の生きがいと健康づくりを推進するため健康維持・増進活動として、生涯学習 との連携により、ゲートボールやグランドゴルフへの参加者を拡大するとともに、各 種スポーツ活動、スポーツ大会などを開催します。
● ―高齢者がいつまでも健康でいられるよう、健康相談、健康診査、訪問指導などの充実 に努めるとともに、シルバーリハビリ体操をはじめ各種健康教室、各種スポーツ活動 を開催し、高齢者の体力維持を図ります。
● ―シルバー人材センターなどの活用により、高齢者が定年後も多様な働き方ができるよ う、高齢者のライフスタイルに合わせた就労支援に努めます。
● ― 子 ど も か ら 高 齢 者 ま で 、 各 種 イ ベ ン ト や 講 座 ・ 教 室 、 ボ ラ ン テ ィ ア ・ N P O
*
活 動 な ど様々な機会を利用して、世代間の交流を促進します。
4.障害者福祉
■ 現況と課題
◇ 我が国では、身体障害、知的障害、精神障害の3障害の制度体系の見直しを図り、制度格差 の是正を図るとともに、対象者の増加に対応した安定的な支援を行うため、平成 18 年4月に 「障害者自立支援法」を施行しました。
◇ 本市においては、障がい者の人数が年々増加しており、知的障がい者が精神障害も併発する というような重複障がい者も増えています。このような状況に対応するため、平成 20 年、障 がい者福祉の拠点施設として「ハートピアいなしき」を開設し、地域密着型の通所施設と し て障がい者の支援を行っています。
◇ また、障がい者の虐待を防止し、障がい者の自立及び社会参加を促進するため、「障害者虐待 の 防 止 、 障 害 者 の 養 護 者 に 対 す る 支 援 等 に 関 す る 法 律 ( 略 称 : 障 害 者 虐 待 防 止 法 )」 が 平 成 24 年 10 月 1 日施行されます。
◇ 今後は、本市の障がい者の実態を踏まえ、「ハ ー ト ピ ア い な し き 」 を 中 心 に 、 保 健 セ ン タ ー や 包 括 支 援 セ ン タ ー と の 連 携 を 図 り な が ら 、 障 が い 者 の 高 齢 化 や 重 度 化 に 対 応 し つ つ 、 障 が い 者 の 主 体 性 ・ 自 主 性 の 確 立 を 目 指 し 、 地 域 の 中 で 安 心 し て 自 立 し た 生 活 が 営 め る よ う 、 支援充実を図っていく必要があります。
◇ ま た 、 障 が い 者 の ス ポ ー ツ 活 動 、 文 化 活 動 、 市 民 行 事 な ど の 社 会 活 動 や 社 会 参 加 の 機 会 の 拡 大 を 目 指 し 、 そ の 参 加 行 事 等 の 周 知 に 努 め 積 極 的 に 交 流 の 機 会 を 提 供 し て い く こ と が 求 められています。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・総合的な障がい者福祉の支援を図るため、「第2期稲敷市障害者基本計画」に基づき、総合的な障がい者福
祉の推進とサービスを実施してきました。また、障がい者の生活支援、自立支援の拠点となり、地域密着型
通所施設として「ハートピアいなしき」を開設しました。さらに、保健センター・包括支援センター及び民
生委員児童委員との連携のもと、障害の早期発見及び障がい者やその家族に対する相談の充実を図ってきま
した。今後は、時代のニーズに対応した計画の見直しや地域密着型のきめ細かなサービスの提供、関係機関
との連携充実などを図っていく必要があります。
・障がい者支援サービスについては、これまで地域自立支援協議会の活用や相談事業などにより行ってきまし
た。今後も、障がい者の悩みや要望に対応できるよう相談事業の充実を図る必要があります。
・障がい者の社会参加の拡大を目指し、地域身体障害者スポーツ大会、県身障者スポーツ大会、文化祭開催時
を利用した周知に努めています。今後も引き続き、社会参加促進のための取り組みを推進する必要がありま
す。
・障がい者の就労支援については、「障害者自立支援法」に基づき自立支援に向けて、就労系のサービスが円
滑に利用できるよう、相談・連絡調整を実施してきました。今後も、障がい者が地域の中で自立して生活が
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
すべての市民が支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指す「ノーマライゼ
ーション
*
」の理念に基づき、障がい者の自立と社会参加の促進を図ります。
そのため、障がい者福祉の中心的施設となる「ハートピアいなしき」の機能拡充を図るとともに、必要
な障がい福祉サービスの提供に向けて制度運営の円滑化を図ります。さらに、様々な行事への参加機会の
拡大を図りながら、生活支援や雇用機会の拡充などを進め、すべての障がい者が家庭や地域の中で自立し
て生活できるよう総合的に施策を展開します。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
福 祉 サー ビス の受 給 率
*
日 常 生活 支援・機 能 訓練 など の福 祉 サー ビス の受 給 率*ア
ッ プ を目 標と する 。
16%
( 平 成 20 年 )
20%
市 内 イ ベ ン ト へ の 障 が
い 者 の参 加割 合
障 が い者 の社 会参 加 を促 進す るた め、市内 で行っ て いる イ
ベ ン トへ の障 がい 者 の参 加率 増加 を 目標 とす る。
30% 50%
就 労 率( ハロ ーワ ー ク龍
ヶ 崎 管内 )
全 障 が い 者 の 就 労 支 援 の 充 実 に 努 め 、 一 般 就 労 へ の 移 行
を 目 標と する 。
1. 30% 1. 80%
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.総合的な障がい者福祉の支援体制の確立
【4 0 4 0 1 】
● ―「稲敷市障害者基本計画」「障害福祉計画(実施計画)」に基づき、障がい者福祉を総 合的に推進し、きめ細やかで効率的な障がい福祉サービスを提供するとともに、時代 のニーズに適切に対応しながら、計画の見直しを図ります。
● ―障がい者福祉の中心となる「ハートピアいなしき」の支援体制の充実に努め、障がい 者の立場に立ったきめ細かなサービスが提供できるよう、地域密着型の通所施設とし ての活用を図ります。
● ―保健センター、包括支援センター及び民生委員児童委員などの関係機関との連携を図 り、障害の早期発見・早期療育の体制の充実に努めます。
● ―「障害者虐待防止法」に基づき、障がい者の虐待防止と養護者に対する支援等に努め 、 障がい者の権利利益の養護を図ります。
2 .障がい者支援サービスの充実
【4 0 4 0 2 】
● ―障がい者が地域で安心して自立した生活を営めるよう支援していくため、地域自立支 援協議会の活用などにより障がい者一人一人の障害の種別や程度などの実態把握に基 づく公正な認定区分の審査により、居宅生活支援サービスの充実と基盤整備に努めま す。
● ―相談支援体制の充実については、保健師などの専門職員との連携を図りながら、障が い者の悩み、要望に対応できるこころのリハビリ事業、コミュニケーション支援事業、 相談支援事業など相談支援体制の充実を図ります。
3.障がい者の社会参加の実現
【4 0 4 0 3 】
● ―障がい者の社会参加の機会拡大を目指し、スポーツ活動・文化活動の開催、市内外で 開催される行事などの周知に努め、積極的に交流の機会を提供します。
● ―障がい者を社会全体で支える仕組みづくりのため、広報紙やリーフレット(小冊子) などを通し、制度の周知を図るとともに広く市民に対して啓発・PRを行います。
4.障がい者の就労支援
【4 0 4 0 4 】
● ―障がい者が働く意欲と能力を高めることができるよう、「ハートピアいなしき」におい て障がい者の就労に必要な訓練や委託作業を実施し、就労支援の充実を図ります。
● ―障がい者の雇用促進を図るため、市内企業との連携を強化し、受け入れ体制の整備を 促進するとともに、受け入れ企業に対する支援に努めます。
● ―障がい者が自らの就労能力を高めることにより次のステップに移行し、自ら選択した 職業で自らの能力などが活かされることを目標とした支援体制を確立します。
▲ 職場体験
5.子育て支援の充実
■ 現況と課題
◇ 近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。核家族化の進行や就労環境の変 化、近隣関係・地域コミュニティの希薄化などにより、子育て家庭が孤立化する状況にあ り ます。離婚の増加による一人親家庭の増加や、女性の職場進出の増加による就労と家事・ 育 児の両立困難なども顕在化しています。このような状況の中、家庭のあり方は多様化して お り、養育や教育機能の低下が懸念されています。
◇ 家族形態の変化や地域に対する意識の変化により、子どもたちの地域や人との交流機会が失 われる傾向にあります。遊びについても、集団での戸外遊びからゲームやテレビなど一人 遊 びに移行している傾向にあり、社会生活を送る上でのコミュニケーション能力が低下する な ど、子どもの社会性が育まれにくい環境となっています。
◇ 本市においては、このような状況を受けて、地域で子育てを支える取り組みとして子育て支 援センター
*
の開設(子育て広場や相談事業、ファミリーサポートセンターなど)、ホームペ ージや広報等による子育て情報の提供、放課後子ども教室の開設などを推進してきました 。 今後は、これらの取り組みを更に発展させながら、地域における子育て支援の充実、相談 事 業の充実、子育てに関する情報提供などを含む総合的な施策を展開していくことが必要です。
◇ 一方、教育行政と保育行政の連携により幼保一元化
*
施設として認定こども園を開設していま すが、開設間もない状況の中、組織の一体化が課題となっています。このような状況にお い て、国ではまったく新しい子育てのシステムとして「子ども・子育て新システム」の構築 を 目指しており、幼稚園・保育園・認定こども園すべてを一体化した「こども園(仮称)」への 移行などが検討されています。本市においても、抜本的な子育て支援施策の見直しに的確 に 対応しながら、本市にあった子育て支援サービスを提供していく必要があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・総合的な子育て支援として、放課後児童クラブ事業を市内 16 校中8校開所しました。今後も、保護者の ニ
ーズに対応した子育て支援を引き続き推進していく必要があります。
・保育サービスとしては、延長保育事業や特定保育事業、一時保育事業、障害児保育事業を実施しました。今
後も仕事と家庭の両立支援を推進するため、保育サービスの充実に努めていく必要があります。
・地域における子育て支援として、子育て支援センター
*
「あいアイ」、各保健センターを利用した「あいアイ
広場」を開設しました。また、子育てに係る講座としては、親業講座・救命法・食育講座・親子クッキング
等を開催しました。さらに、子育て支援センター
*
において、保護者の子育ての悩みや相談ごとに対応する
とともに、子育てのサポートブック、関連するマップ作成、子育て情報サイトを開設しました。今後も子育
て支援センター
*
を中心に地域における子育て支援の一層の充実を図っていく必要があります。
・子育て支援のネットワークづくりのため、ファミリーサポートセンターを開設しました。今後も子育て中の
親子の交流や自主的なグループ活動への支援、子育てネットワークの充実に努めていく必要があります。
・一人親対策としては、一人親家庭に対する、就職相談や児童扶養手当に関する相談を実施しています。また、
児童虐待の防止については、児童虐待の相談業務の実施、「稲敷市要保護児童対策地域協議会」による事件
の解決及び防止に努めました。今後も引き続ききめ細かな支援を行う必要があります。
▲ あいアイフェスティバル
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
子どもたちが活力・安心・快適さの中で、健やかに生まれ育つ環境を目指し、子どもの健全な育成を含
め、子育て支援の充実を目指します。
そのため、市内のすべての子どもと家庭を対象とした総合的な子育て支援の充実を図るとともに、多様
な保育サービスの充実、地域における子育て支援、子育て支援のネットワークづくりなど、きめ細かな支
援に努めます。
また、一人親家庭等の自立支援や児童虐待の防止及び根絶に向けた対策を推進していきます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
小 学 校 に お け る 放 課 後
児 童 クラ ブ・子ど も 教室
の 実 施校 数
す べ ての 小学 校で の 放課 後児 童ク ラ ブ・放 課後子 ど も教 室
の 実 施を 目標 とす る 。
8 校 全校
子 育 て 支 援 セ ン タ ー
*
利
用 者 数
子 育 て支 援セ ンタ ー*「 あ いアイ 」にお け る利用 者 数の 拡
大 を 目標 とす る。
12, 802 人 13, 000 人
ファミリーサポートセン
ターの登録会員数
フ ァ ミ リ ー サ ポ ー ト セ ン タ ー に 登 録 し て い る 会 員 数 の 増
加 を 目標 とす る。( 提供 会員 ・利 用 会員 の合 計)
49 人 100 人
子 育 て広 場の 開催 回 数
親 子 で友 達探 しを し ても らい、子 育 ての 不安 や悩 み など を
話 し 合っ たり、子 育 てに 関す る情 報 交換 をし たり で きる 子
育 て 広場 の充 実を 目 標と する 。
36 回 48 回
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.総合的な子育て支援の充実
【4 0 5 0 1 】
● ―国の動向を把握しながら、保護者のニーズに柔軟に対応し保育と教育を総合的にとら えた子育て支援を実践していきます。
● ―放課後児童の健全な育成を図るため、各小学校において「放課後児童健全育成事業」 と「放課後子ども教室推進事業」を一体的に実施する「放課後子どもプラン」の取り 組みを推進します。
2.保育サービスの充実
【4 0 5 0 2 】
● ―仕事と生活の両立を支援し、安心して子育てができるよう、保育サービスの充実を図 ります。
3.地域における子育て支援の充実
【4 0 5 0 3 】
● ―在宅の親と子を対象に、子育て中の親子の交流を目的とした市内4ヵ所の「子育て支 援センター
*
」の充実を図ります。
● ―育児に悩む親に対して、子育ての大切さを伝えて、さらに楽しんで子育てが出来るよ う 、 子 育 て 支 援 セ ン タ ー
*
に お い て 、 子 育 て 親 子 へ の サ ポ ー ト 、 子 育 て サ ー ク ル の 育 成・支援、子育てに関する相談事業の充実、子育て講座、お母さんたちのためのリフ レ ッ シ ュ 講 座 な ど を 充 実 し て い く と と も に 、 子 育 て 情 報 の 提 供 な ど に 努 め ま す 。
4.子育て支援のネットワークづくり
【4 0 5 0 4 】
● ―子育て支援団体や子育てに関心を持つグループが自主的に活動できる環境を整え、子 育て家庭を応援します。
● ― 子 育 て 支 援 セ ン タ ー
*
に お い て 、 市 民 に よ る 子 育 て サ ポ ー タ ー が 支 援 を 必 要 と す る 子 育て家庭をサポートするファミリーサポートセンター事業を展開します。
● ―子育て中の親子の交流、仲間づくりの促進を図るため、保育所の施設(園庭・遊具・ プ ー ル な ど ) 開 放 、 給 食 体 験 な ど の 各 種 事 業 や 子 育 て 支 援 セ ン タ ー
*
に よ る 情 報 発 信 により、子育てのネットワークづくりを進めます。
5.一人親家庭等の自立支援の推進
【4 0 5 0 5 】
● ―一人親家庭の生活の安定と自立促進を図るために、職業相談や職業訓練、各種手当に 関する相談、生活支援の充実を図ります。
6.児童虐待の防止・根絶
【4 0 5 0 6 】
● ―家庭児童相談員配置の拡充に努め、相談体制の整備を図るとともに、児童虐待防止の ためのネットワーク体制の充実を図ります。
6.健康づくりの推進
■ 現況と課題
◇ 近年、我が国の健康水準は向上していますが、その一方で人口の高齢化、社会生活環境の急 激な変化等に伴う生活習慣病の増加等が大きな問題となっています。
◇ このような状況においては、疾病の早期発見や治療に留まることなく、生活習慣を改善する ことにより生活習慣病を未然に予防する「一次予防」に重点を置いた対策が重要となって お り、運動習慣の定着や食生活の改善といった健康的な生活習慣の確立が重要です。このため、 生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての市民 一 人一人の理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進していく必要があります。
◇ 母 子 保 健 に つ い て は 、 核 家 族 化 や 少 子 化 に よ り 、 子 育 て を 身 近 に 経 験 す る こ と な く 親 に な る 両 親 が 増 加 し て い る こ と か ら 、 妊 娠 期 か ら サ ポ ー ト し 、 安 心 し て 子 育 て が で き る よ う 、 相 談 事 業 等 を 実 施 し て い く 必 要 が あります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・市民の健康づくりについては、平成 19 年度に「稲敷市健康プラン」を策定し毎年重点テーマに沿った事 業
を実施しています。同プラン推進に向けて、関係各課・関係機関などと連携を図り、積極的な健康づくりの
推進に努める必要があります。
・健康診査・各種検診については受診しやすい体制づくりに努め、土日等の休日健診を実施し、婦人科検診に
ついては医療機関検診を実施しました。また、健康相談・健康教室等については、健康づくりや体力づくり
の一環として運動を中心とした健康運動指導士による健康教室や医師・保健師・栄養士による健康教室を実
施し、ふれあいセンター内の健康増進室で体力測定・健康増進機材の説明、運動に関する相談を行っていま
す。また、東京医科大学茨城医療センター協力のもと、ショッピングセンターを利用し、広く一般の方を対
象に健康相談の場を設けました。今後も引き続き健康診査、各種検診の充実を図るとともに健康相談・健康
教室等を実施していく必要があります。
・母子保健については、乳幼児健診の必要性を周知し、受診を勧奨、また、未受診者については、再通知及 び
保健師による家庭訪問、電話等で受診勧奨を行いました。
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
市民一人一人が生涯を通じて、生き生きと豊かな生活を送れるよう、市民が主体的に取り組める健康づ
くりを推進します。
そのため、健康・医療・福祉の連携を図りながら、市民の体力づくりや食育の推進を通して規則正しい
生活習慣の定着支援などに努めるとともに、健康診査や相談体制、母子保健の充実によって疾病予防と疾
病の早期発見に努めるなど、きめ細かなサービスの提供に努めます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
が ん 検診 の受 診率
が ん 検診 の必 要性 に つい て一 層の 周 知を 図り 、受 診 しや す
い 体 制 づ く り に 努 め る こ と で 、 受 診 率 の 向 上 を 目 標 と す
る 。
肺 18% 胃 7. 3% 大腸 10. 9%
子宮 9. 7% 乳 12% 前立腺 7%
各検診 5%UP
健 康 教育 参加 人数
健 康 教育 の充 実に 努 める こと で、参 加者 数の 増加 を 図る こ
と を 目標 とす る。
4, 988 人 6, 000 人
乳幼児健康診査の受診率 3 ∼ 4ヶ 月児 健診・1歳 6ヶ 月児 健 診・3歳 児健 診 を受 け
る 割 合の 向上 を目 標 とす る。
96. 2%
( 3∼ 4 ケ 月 児 )
87. 2%
( 1 歳 6 ケ月児 )
89. 1%
( 3 歳 児 )
100. 0%
( 3∼ 4 ケ 月 児 )
95. 0%
( 1 歳 6 ケ月児 )
95. 0%
( 3 歳 児 )
健 康 プラ ンの 見直 し
健 康 づ く り の 指 針 と な る 健 康 プ ラ ン の 見 直 し を 目 標 と す
る 。
−
見直し
( 平 成 24 年 度 )
食 育 基本 計画 の策 定
市 民 の食 生活 の改 善 を図 り 、健康 な 市民 を増 やす た め 、食
育 基 本計 画の 策定 を 目標 とす る。
−
策定
( 平成 24 年度)
子 育 て 家 庭 の 全 戸 訪 問
の 実 施率 対 象 とな る子 育て 家 庭に 対す る訪 問 割合 を目 標と す る。 81. 6% 90. 0%
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.市民の健康づくりの推進
【4 0 6 0 1 】
● ―市民が生涯にわたって健康に暮らすことを目指し、関係各課・関係機関との連携を図 りながら、市民参加による「稲敷市健康プラン」を推進します。そのためライフステ ージに応じた市民の健康づくり活動への支援施策を総合的に展開します。
● ―広報紙やホームページ等の活用により、健康づくりのための運動や食育の推進、生活 習慣の改善、禁煙などについて啓発活動を推進するとともに、健康づくり講座、研修 会、講演会などの参加拡大を目指します。
● −不特定多数が集まる公共施設においては、インフルエンザなどの感染症対策としてア ルコール消毒液などの設置により感染の未然防止に努めます。
● −定期予防接種や子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン等の任 意接種について、保健師の赤ちゃん訪問時や広報等により適切な周知を図ります。
● ― ヘ ル ス ロ ー ド
*
や 散 策 路 を は じ め 、 市 民 が 自 主 的 に 体 力 づ く り が で き る 環 境 の 整 備 に 努めます。
2.健康診査・各種検診の充実
【4 0 6 0 2 】
● ―健康診査を通じた疾病予防により、市民が不安なく生涯を元気に過ごせるまちづくり の実現に努めます。
● ― メ タ ボ リ ッ ク シ ン ド ロ ー ム
*
が 引 き 起 こ す 疾 病 を 防 ぐ た め 、 健 診 の 情 報 提 供 や 必 要 性 の周知及び充実を図ります。
● ―健康診査・各種がん検診について、医療機関検診の充実を図るなど、受診しやすい体 制づくりを検討します。
3.健康相談・健康教育の充実
【4 0 6 0 3 】
● ―健康教育や健康相談の内容の充実に努め、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の四 大疾病に、新たに精神疾患を加えた五大疾病の予防に努めます。
● ―より身近な場所で気軽に健康相談を受けることができるよう、医療機関と連携のもと、 ショッピングセンターなどでの継続的な健康相談の実施を図ります。
4.母子保健事業の充実
【4 0 6 0 4 】
● ―産後うつ等の早期発見のため、妊娠期から母親に対し情報提供等を行い、産後の心の ケアを図ります。
● ―保健師の妊産婦や新生児への家庭訪問などのサービスの充実を図ります。
● ―3∼4ヶ月児健診・1歳6ヶ月児健診・3歳児健診の未受診者に対して、保健師の家 庭訪問等を通して受診の勧奨に努め状況を把握します。
● ―すべての乳幼児が健康診査を受けるよう、乳幼児健康診査の必要性について一層の周 知を図ります。
5.食育の推進
【4 0 6 0 5 】
● ―市民の健康づくりにおいては食生活の改善が重要であることから、「食育基本法」、国 の「食育推進基本計画」に基づき、「( 仮称)稲敷市食育推進基本計画」を策定し、年 齢に応じた食育事業の展開を図ります。
7.地域医療体制の充実
■ 現況と課題
◇ 高齢化の進展に伴い、医療費の増大が懸念されています。高齢者は受療率
*
が高い傾向にある ことから、医療機関や保健との連携を図りながら疾病予防や重症化を防止していくことが 必 要となっています。また、後期高齢者(75 歳以上の高齢者)の増加に対応するため、更なる 地域医療体制の充実が求められています。一方、年少人口(0∼14 歳)については、少子化 傾向が顕著であり、核家族や共働き世帯の増加、地域社会との関係の希薄化により子育て に 不安を抱える親が増えてきています。
◇ このような状況に対応するため、本市では現在、フリーダイヤルによる 24 時間年中無休の健 康や医療に関する相談を実施していますが、急な子どもの体調不振をはじめ、家庭での対 応 についての情報提供や、かかりつけ医に常に相談できる体制を整えていく必要があります。
◇ 休日夜間診療については、病院群輪番制において 24 時間広域で対応しています。稲敷医師会 の医療機関による休日祝日の当番医による診療も実施しております。また、「茨城県救急医療 情報システム」によって受診可能な医療機関を確認することができるようになっています。
◇ 小児救急医療輪番制度を近隣医療機関の協力のもと実施していますが、深夜帯については確 保されていない状況です。今後は近隣市町村及び医療機関と協議の上、対応を検討してい く 必要があります。
◇ また、近年では新しい医薬品や健康補助食品が大量に流通しており、薬害などによる被害の 危険性が増大しています。薬剤師会と連携した、適切な情報の提供が必要となってきます 。 感染症対策については、交通機関の発達により、様々な感染症の脅威にさらされている状 況 の中で、普段から感染症の発生や蔓延を防止していくことに重点をおき、対策を進めてい く 必要があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・保健・医療部門の連携については、東京医科大学茨城医療センターの協力のもと、ショッピングセンターを
利用し、広く一般の方を対象に健康相談の場を設けるなどの取り組みを推進しました。今後もこのような身
近な場所で健康相談などが受けられる体制が求められており、医療機関との連携強化を図っていく必要があ
ります。
・地域医療体制については、休日診療や小児救急医療輪番制度を近隣医療機関の協力のもと実施しています 。
今後は、小児救急医療の充実と休日診療の周知、かかりつけ医の推奨、不足する診療所の誘致検討など、地
域医療体制の充実を図る必要があります。
■市 内 医 療 施 設 の状 況 各年3月 31日 現在
医療 施設 数(所) 病床 数(床)
区 分
年 病院
一般
診療 所
歯科
診療 所
病院
一般
診療 所
歯科
診療 所
平成18年 度 3 19 17 874 -
-平成19年 度 3 19 17 874 - -
平成20年 度 3 18 16 874 - -
平成21年 度 3 19 18 874 - -
平成22年 度 3 20 18 874 - -
平成23年 度 3 20 18 874 - 1
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
市民ニーズを的確に見極めながら、保健・医療の連携により、疾病予防、疾病の早期発見に努めます。
また、かかりつけ医の推奨などにより、地域医療体制の充実を図るとともに、疾病の重症化を予防する
ため、救急医療体制の充実を図ります。
薬についての正しい情報の提供に努めるとともに、感染症予防対策に取り組みます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
健 康 教室・健康相 談・医
療 機 関と の連 携事 業 数
行 政 と医 療機 関・専 門医 な どとが 更 なる 連携 を図 り 、本 市
の 保 健・医 療の充 実 のた め 、新た に 3事 業の 拡大 を 目標 と
す る 。
9 事業 12 事業
日 常 医 療 体 制 に 関 す る
市 民 の満 足度
市 民 の日 常医 療体 制 に関 する 満足 度 の向 上を 目標 と する。 48. 4% 55. 0%
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.保健・医療部門の連携
【4 0 7 0 1 】
● ―医師会や歯科医師会・薬剤師会との連携のもと、健康教室・健康相談などを開催し、 市民の疾病予防・疾病の早期発見に努めるとともに、医薬品などについての適切な情 報の提供に努めます。
● ―保健・医療の連携を図るため、医療機関などの関係機関との定期的な協議の場を設け るとともに、情報交換・協力体制の強化に努めます。
2.地域医療体制の充実
【4 0 7 0 2 】
● ―休日診療などについて定期的に広報紙などで周知するとともに、ホームページなどに より常時広報するなど、市民への更なる周知を図ります。
● ―市民一人一人が自分の健康について、気軽に相談ができる「かかりつけ医」を持つこ とを推奨するとともに、医師会を通じて、高次医療圏との連携による地域医療体制の 充実に努めます。
■ 後期高齢者医療制度対象者の推移
平 成 20年 度 平 成 21年 度 平 成 22年 度 平 成 23年 度
被保 険者 数
(人)
6, 192 6, 332 6, 428 6, 555
資 料 :保 険 課
8.国民健康保険・国民年金
■ 現況と課題
◆ 国民健康保険
◇ 国 民 健 康 保 険 は 加 入 者 の 健 康 保 持 に 寄 与 し て い る と こ ろ で す が 、 医 療 技 術 の 高 度 化 や 様 々 な 医 薬 品 等 に よ り 、 医 療 費 が 年 々 増 加 し て い る 上 に 、 長 引 く 経 済 の 不 況 に よ り 滞 納 世 帯 が 増 加 し 、 大 変 厳 し い 事 業 運 営 を 余 儀なくされています。
◇ 市 民 の 健 康 管 理 に 対 す る 意 識 の 啓 発 と 予 防 事 業 を 積 極 的 に 推 進 し 医 療 費 の 抑 制 を 図 り な が ら 、 国 民 健 康 保 険 税 の 公 平 な 負 担 と 国 民 健 康 保 険 の 安 定 的 な 運 営 を 図 る た め 、 関 係 各 課 と 連 携 し 、 積 極 的 に 収 納 対 策 を 進 め ていく必要があります。
◆ 後期高齢者医療制度
◇ 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 75 歳 以 上 の 高 齢 者 (65 歳以上で一定の障害のある方を含む) を 対 象 と し た 医 療 保 険 制 度 で す が 、 県 内 の 全 市 町 村 が 加 入 す る 広 域 連 合 が 運 営 し 、 保 険 証 引 渡 し や 保 険 料 徴 収 等 窓 口 業 務 を 市 町
村が担当しています。この制度の安定した運営を図るため、広域連合との連携強化を進め る とともに、市民が制度の正しい理解を得るため、広く周知促進を行っています。
◆ 国民年金
◇ 国民年金は、すべての国民を対象として、老齢・障害・死亡に関して必要な給付を行い、健 全な国民生活の維持・向上に寄与することを目的にしています。市民一人一人が受給権を 確 保し、安定した老後を送れるよう、国民年金制度のPRや年金相談などを実施していく必 要 があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・国民健康保険については徴収体制の強化を図るとともに、医療費の適正化のための専門員による定期的な点
検を実施しました。収納率については、平成 20 年度以降は減少傾向となっています。平成 22 年度において
は、前年度同期と比較して 1%程度の伸びとなっています。また、生活習慣病(メタボリックシンドローム
*
)
の検査を実施し、早期発見と予防に努めています。
・特定健診や各種ドックを実施していますが、受診率は、伸び悩みの状況であり、更なる周知の徹底を図り受
診率の向上に努めていく必要があります。そのほか、フリーダイヤルによる 24 時間年中無休の健康や医療
に関する相談を実施しています。今後も市民の健康管理を支援していくことが重要です。
・後期高齢者医療制度については、広域連合との連携により運営されています。制度の理解等を図りながら 、
安定的な運営を図っていく必要があります。
・国民年金については、窓口での年金相談の実施及び広報紙による年金制度のPRによって周知を図りました。
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
国民健康保険は、加入者が安心して医療を受けられるよう相互に助け合う制度であることから、この制
度を支え る大 切な財源 とな る国民健 康保 険税に理 解を 求め、適 正な 保険税の 賦課 徴収
*
を目 指 します。 ま
た、医療費の抑制と適正化を図るため、検診などの予防事業の充実と過誤請求の発見に努めます。
後期高齢者医療制度は、制度の安定運営を図るため、広域連合との連携強化を進めるとともに、市民へ
の周知促進を行います。
市民の国民年金受給権を確保するため、国民年金に対するPRを進めます。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
国民健康保険税の収納率 国民健康保険税現年度課税分の収納率の向上を目標とする。 88. 0%
現況値より
3. 0%アップ
国 民 健 康 保 険 一 人 あ た
り 医 療額
国 民 健康 保険 市民 一 人あ たり 医療 額 の抑 制を 目標 と する。 19. 38 万円 22 万円
人間・脳ドック受診割合 人 間 ドッ ク・ 脳ド ッ ク受 診割 合の 向 上を 目標 とす る 。 6. 5% 10. 0%
年 金 情報 の「 広報 稲 敷」
へ の 掲載 回数
市 民 の年 金受 給権 を 確保 する ため 、国 民年 金につ い ての 啓
発 事 業と して、国 民 年金 情報 を広 報 紙へ 引き 続き 毎 月掲 載
す る こと を目 標と す る。
毎号 毎号
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.国民健康保険
【4 0 8 0 1 】
● ―国民健康保険制度の安定的な運営を図るため、個別訪問や納税相談などを実施し、収 納率向上に努めます。
● ―関係各課の連携を強化するとともに、市内各種イベントなどの機会を活用し、制度に 対する理解を深めていただくためのPRを行います。
● ―市民の健康管理や疾病予防について、その啓発に努めるとともに、更なる健康管理を 促進します。
● ―生活習慣病を予防し早期に発見するため、「特定健康診査等実施計画」による特定健康 診査や特定保健指導の実施、人間ドック・脳ドックの助成事業を実施するとともに、 事業内容の周知徹底により受診の拡充を図ります。
● ―市民の健康管理を促進するため、フリーダイヤルによる 24 時間年中無休の健康や医療 に関する相談を引き続き実施します。
● ―健康優良世帯を表彰することによって、市民の健康管理に対する意識の啓発に努めま す。
● ― レ セ プ ト 点 検
*
2.後期高齢者医療制度の充実
【4 0 8 0 2 】
● ―茨城県後期高齢者医療広域連合との連携により、後期高齢者医療制度の安定した運営 に努めます。
● ―資格取得時にパンフレットの配布やきめ細やかな説明を行い、後期高齢者医療制度の 啓発に努めます。
● ―関係各課と連携を図り、納税相談などを実施し、保険料徴収の徹底化を図ります。
3.国民年金の加入促進
【4 0 8 0 3 】
● ―市民の国民年金受給権を確保するため、広報紙やホームページを活用し、国民年金に ついての啓発に努めます。
1.農業・水産業の振興
■ 現況と課題
◇ 我が国においては平成 22 年3月に新しい「食料・農業・農村基本計画」が策定され、平 成 23 年度から「農業者戸別所得補償制度」が本格的に実施されました。また、県では平 成 23 年4月に「新茨城農業改革大綱」が制定され、首都圏の近郊に位置する食料供給基地とし て の役割を展開するため様々な取り組みが進められているところです。
◇ 農業は本市の基幹産業であり、県内でも有数の水田稲作地帯であるとともに、園芸や畜産も 盛んです。しかしながら、農業者の減少・高齢化、農業所得の激減、耕作放棄地の増加、 農 村の疲弊など従来からの課題に加え、先の東日本大震災による水稲地帯の被災や、原子力 発 電所の事故による農産物への影響、さらにTPP
*
交渉の今後の行方など、稲敷の農業を取り 巻く環境は危機的な状況にあります。このようなことから、今後は持続可能な農業を目指し、 復興の視点も踏まえ農業の振興に総合的かつ迅速に取り組んでいく必要があります。
◇ 水田農業においては、「農業者戸別所得補償制度」を活用しながら、「あずまミルキークイー ン」などの高品質ブランド米、麦・大豆、WCS用稲
*
・飼料用米などを組み合わせた複合的 経営によるリスク分散、低コスト化の取り組みを図ることが必要となっています。園芸に つ いては、茨城県青果物銘柄産地の指定を受けている「江戸崎かぼちゃ」、「浮島れんこん」を 中心に、野菜、果樹、花きなどの農産物の新たなブランド化の推進や新品目の開拓が求め ら れています。畜産については、各種生産基盤を強化すると同時に、自給飼料の利用拡大と 耕 畜連携を進める必要があります。
◇ 農業生産基盤については、被災した農地・農業用施設を早期に復興するとともに、各種助成 制度を活用して既存の農地・農業用施設の保全と整備を行い、農地の流動化、遊休農地の 有 効利用、土づくりと土壌管理を進めることが必要です。
◇ 担い手づくりについては、将来を見据えた認定農業者
*
・営農組織の育成と支援を図りつつ 、 営 農 組 織 ・ 営 農 体 制 の 再 構 築 を 更 に 進 め て い
く こ と が 重 要 で す 。 ま た 、 農 業 経 営 や 産 地 と し て の 付 加 価 値 を 追 求 し 、 農 産 物 の 加 工 と 特 産 品 づ く り を 進 め る と と も に 、 直 売 事 業 な ど の 振 興 を 図 る こ と が 重 要 で す 。 さ ら に 、 農 業 者 自 ら が 食 と 食 育 を 学 び 、 市 民 や 消 費 者 と の 対話を深める環境づくりが必要です。
◇ 地 球 環 境 に や さ し い 農 業 を 推 進 す る と と も に 、 暮 ら し や す く 、 市 民 や 消 費 者 と 交 流 が で き る 田園空間づくりを目指す必要があります。
前期基本計画の取り組みの成果と課題
・消費者ニーズに対応した農産物づくりについてはブランド化への取り組み・品質向上対策を実施しました 。
今後もブランド力のある農産物の産地維持や新たな加工品の開発を推進する必要があります。
・農道整備事業、土地改良振興事業、湛水防除事業、国営造成施設管理体制整備促進事業等の個別事業によ り
基盤整備を実施しました。今後も継続的に事業を推進し、農業生産基盤の充実に努めていく必要があります。
・担 い 手農 家 の育 成 につ い ては 、 補助 事 業や 認 定農 業 者制 度
*
等 の 相談 窓 口を 開 設し 、 認定 農 業者
*
の 経 営 支
援・育成、新たな認定を促進しました。今後は認定農業者*の拡大や生産コストの低減を目指した取り組み の推進、農業のプロ経営化、営農組織の再編成などに取り組んでいく必要があります。
・遊休農地については、柴崎地区の耕作放棄地を遊休農地活用緊急対策事業により整備し、平成19 年度よ り
「しばさきふれあい農園」を開設しました。今後も引き続き農地の有効活用を図る必要があります。
・環境保全型農業*については、減化学肥料・減農薬・有機栽培に取り組んでいる生産者への支援実施や、水 田での牧草・稲WCS
*
(稲発酵粗飼料)の生産面積拡大、飼料作物作付地へ飼料購入畜産農家のたい肥を
■ 取り組みの方針
5年後に向けて取り組むこと(目標像)
生産者、関連事業者、行政がそれぞれの立場から考え、取り組み方を導き出し、価値・喜びを創造する
活動により、農業者にとってやりがいと魅力のある農業、提案力・存在感のある産地、首都圏の中で知名
度があって活力の感じられる元気で明るい農業と農村を目指します。
指標値 指標の考え方
現況値
(平成22年度)
将来値
(平成28年度)
農 産 物販 売金 額が
1, 000 万円以上の経営体
他 産 業 従 事 者 並 み の 所 得 を 確 保 で き る 農 業 者 の 拡 大 を 目
標 と する 。
134 経営体 240 経営体
「( 仮 称 ) い な し き 未 来 の 農 業研 究会 」の 設 置
新 た な農 業施 策を 検 討し てい くこ と を目 指し 、「( 仮 称)い
な し き未 来の 農業 研 究会 」の 設置 を 目標 とす る。
− 設置
遊 休 農地 など の
解 消 ・利 活用
耕 作 放棄 地な どの 解 消・利 活用を 推 進す るこ とに よ り、農
用 地 区域 内遊 休農 地 85ha の 年間 解 消面 積 3. 0ha を 目 標と
す る 。
2. 5ha 3. 0ha
担 い 手 農 家 へ の 土 地 の
集 積 率
安 定 的な 農業 経営 を 図る ため 、担 い 手農 家に よる 集 積率 の
向 上 を目 標と する 。
43. 0% 50. 0%
市 認 定農 業者*数
市内農業従事者における認定農業者
*
の拡大を目標とする。 430 名 500 名
■ 後期基本計画の取り組みの方向性
1.元気で明るい農業の実現
【5 0 1 0 1 】
● ―東日本大震災により被災した農地・農業用施設については、単なる復旧にとどまらず、 将来にわたって持続可能な農業を目指し、復興の視点で総合的かつ迅速に取り組んで いきます。
● ―社会情勢の変化に対応した農業を確立しつつ、稲敷の元気で明るい農業を目指すため 「(仮称)いなしき未来の農業研究会」を設立し、JA・生産者・関係機関との連携の もと新たな農業施策を検討します。
● ― 生 産 か ら 加 工 、 販 売 ま で を 一 体 的 に 行 う 農 業 者 を 支 援 し 、 農 業 の 6 次 産 業 化
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を 推 進 します。
2.消費者のニーズに対応した農業
【5 0 1 0 2 】
● ―銘柄産地指定を受けている「江戸 崎かぼちゃ 」「浮島れん こん」の更 なる品質の 向上・ 安定供給を図り、ブランド力のある農産物の産地維持に努めます。
● ―農業生産の柱である米の高付加価値化を図り、買ってもらえる米づくりを目指します。
● ―ブロッコリーやねぎなどの農産物についてもブランド化を進めていくため、新たな消 費者ニーズに対応できる体制づくりを行います。また、現在ある味噌やジャム、レン コンチップなどの農産物加工品のほかに、新たな加工品の開発と商品化を進めます。
● ―農産物を取り巻くあらゆるリスクに対応するため、適正な検査体制による品質管理を 通じ、安心・安全な農産物を提供します。